東日本大震災から10年。女性が地震に備えるべきもの
2011年3月11日、東北地方を中心に未曾有の被害を引き起こした東日本大震災。
10年目を迎えるにあたって、もう一度災害への備えを見直そうと思います。
仙台市では、『わが家と地域の防災チェック表』を作成しています。
下記のリンクからダウンロードして、地震に対する備えの点検に役立ててみてください^^
「もし自分が地震にあったら・・・」なんて考えたくはないですが、この世の中「絶対」はありません。もし地震にあったら、どうすれば良いのか?何を備えておくべきなのか?もう一度見直していきましょう。
2011年の東日本大震災では、避難所で生活する女性たちが声を大きく訴えられない悩みを抱えていました。それは「生理用品」「下着」「着替え」の問題です。
男性の理解不足から「生理用品が避難所で配布されなかった」という趣旨の一部ツイートがネット上で話題になったそうです。自然災害は突然きます。そんなとき最低限困らないような準備は必要ですね。
防災グッズは性別、年齢、家族構成に合わせて用意するものも変わります。
リュック | 非常食・飲料水 |
携帯用ラジオ・懐中電灯(予備電池も) | ヘルメットや防災頭巾・軍手 |
ホイッスル(居場所を知らせる) | 救急医薬品(ばんそうこうや常備薬) |
貴重品(現金・身分証明書のコピー) | 衛生用品(簡易トイレやマスク) |
※あくまで必要最低限のリストですので、何を優先的に備えるか検討し準備しましょう
女性ならではの必須で備えておくべき物もあります。
避難所生活ではなかなか声を上げられない、そんな女性特有の悩みの不安や心配を少しでも取り除けるように、しっかりと準備しておきましょう。
・生理用ナプキン
災害時に女性を特に悩ませるのが、生理に関連するもの。
避難先で災害での不安やストレスで急に生理が来てしまうこともあり、しっかり防災対策として準備が必要です。
最低1周期分を目安に準備しておくと安心です。
・下着ライナー
洗濯もなかなかできない日が続くため、そんな時に役立つのがおりものシート。
おりものによるかぶれや炎症を防ぐことが出来るだけで無く、
替えの下着が無いときは、おりものシートを使うことで同じ下着でも清潔に過ごすことができます。
他に、お風呂に入れないときに身体を拭くボディシートやスキンケア用品での肌のケアなど、
自分のライフスタイルやこだわりに合わせた防災グッズを備えることが重要です。
非常時のストレスの溜まりやすい状況では普段に少しでも近い生活をすることでストレスは軽減されます。
日本では地震や台風など、毎年大きな災害があります。日頃から”もしも”の時に備えておくことが大切です。
防災用品をすでに準備されている方は、下着や生理用品を追加してみてはいかがでしょうか。
この機会に、女性の防災グッズ対策について考えてみませんか。